「ともすれば」

すよさんが色々語るよ

リヴァイ先生とハンジ先生の教室みたいな調査兵団とリヴァジク

なんとなくだけど104期ってリヴァイ先生とハンジ先生が運営する教室の教え子みたいな感じで、エレンは特にリヴァイ先生からの教えである「後悔しない方を選ぶ」をしっかり会得したけど置かれた状況が状況だったのでとんでもない事をやりだしちゃって、それを「皆の教室に帰っておいでよ!!」て同級生が追いかけてる感じなんだよね…先生たちも勿論責任者、保護者として追いかける。

その教室にやってきた中途入学の転入生がジークで、しかも前の学校で散々な目にあって頑なに自分を閉じていると。

まだ気の合いそうなハンジ先生は他の子達のことと教室の運営で忙しくて、必然的に相性の悪いリヴァイ先生についてもらったけどうまく通じあえなくて、しかし人手不足のために対応できる先生もおらず、結局馴染めなくて弟のエレンといっしょにやらかしに行っちゃって。

そこでエレンについてはちゃんと成長してたのを見てたから、背景(進撃の記憶)を知らないリヴァイ先生はなんでああなったか不明なんだけど教室に戻すつもりでいるんですよ、蹴るだけで許してくれるって言ってるし。

でも転入してきたジークが飛び出してったのは担当してた自分の責任、かつもう手遅れなのでこの教室に戻せなくて斬り捨てるしかないってなったリヴァイ先生と、最後に「先生ごめん、なんかちょっとだけわかった気がするよ。遅かったけど。ありがとね、バイバイ」ってしたジークに対しての「こっの…馬鹿やろう!!」的な雰囲気ある。

 

xのポストに溢れちゃった分を追記。

「救ってやったんだ」は、親みたいに寄り添ってくれた恩師以外に初めて、しかもめっちゃスパルタってくるし構ってくるよく知らん先生に吐露した本音の本音、「こんな世界に生まれてきたくなかったんだよ」ってかくも情けない泣き言なので、超かわいいしとてもリヴァジク。

あの時兵士長がガチギレてなければもうちょっとなんかいいこと言ってくれたと思う。けど、ここまで104期に「この世界の生き方」を示してきたベテランリヴァイ先生がつい頭に血が上ってしまった状況であり、戦士長がリヴァイ先生にとってはまさに札付きの手のかかる問題児だったんだよなーなどと思う。

それにしても、冷静沈着、即断実行で窮地を切り抜けるカッコいい人類最強が、どーにもこーにもうまく事を運べずブチギレたり「モテたことくらいある」と虚勢をはったりしちゃって、でも関わることをやめられない…みたいな人間味をこれでもかあぶり出せる戦士長。うん、これは愛。ジークの欲しくなかった形の「絶対にあきらめないでくれる人」であったと思うww

追記終わり

 

しかしなんていうか、リヴァイさんって作中の人生のなかで大抵何を選んで何が起きても覚悟決まってて受け入れてたのに、ジーク斬ったときだけ「なんでこうなったんだ」みたいな、揺らぎ?ブレ?を感じさせるんだよねーなんでだろ??