「ともすれば」

すよさんが色々語るよ

兵長って性欲なさそう…から対ジーク絶倫攻めになるまでの流れ

こちら、久々にTwitterXのまとめではなく純粋なブログ記事です。なんとなく結構しっかり理由があってドS絶倫になっているのと、さらに先日フォロワーさんとお話ししていて「こいつぁえらい性癖をお持ちだぞ…?」」となったのでまとめることにしました。

まず、作中の描写から得られるリヴァイさんのイメージは「ストイック」、色恋沙汰の影すらない30代をお過ごしになっています。しかし健全な男性がそんな修行僧のような毎日で耐えられるのだろうか、と考えたときに、ちらほら垣間見える「暴力で発散しているのでは」疑惑。

いつ何が起きても即座に状況に対応できる、という彼自身の言葉により、兵士になってからおいそれと気軽にセックスなどできないのでは、という見方もあり。いや、リアルの戦場において兵士は性欲発散しまくるものですが……
でもリヴァイさんは、彼が即戦いに出れるかどうかで状況は大きく左右される、いわば決戦兵器みたいな存在であるのは間違いないので、その有事にエッチしてましたごめんね、という状況を作ることを彼自身が許せるかどうかというとNOでは?と。

さらにさらに、女型の巨人を一時捕獲したときの
「おまえは確か…色々なやり方で俺の部下を殺していたが…あれは楽しかったりするのか? 俺は今楽しいぞ…なぁ……?お前もそうだろ?お前なら俺を理解してくれるだろ?」
 ……これ、実際アニはそんなに楽しくなかっただろうし、意外な流れで30代上官の性癖を暴露され理解者扱いされた10代女子…どんな気持ちになったんでしょうね…。

あとは王政編でサネスや憲兵団の髭の男を痛めつけていた時のそこはかとないノリノリ感。拷問について語るときのしっくりくる感じ…。

調査兵団にいるのはその特異な力をフル活用でき人の役に立てるという場であるから、というのがあるらしいのですが(どこで読んだか忘れたけど)、つまりあのアホみたいに強いリヴァイさんにとって、その身体能力を全力で発揮するということがストレスと性欲の発散につながっているのではないかと予想、というか二次創作するうえで仮定します。
あれです、バトル漫画主人公の「強い奴と戦うときにはわくわくする」ってやつです。あとスポーツ選手も全力を出し切って最高の結果を出せたときに絶頂に近い快感を得る、こともある、らしいです。イ〇ロー選手が「ほぼイきかけました!!」て言ってましたし。

というわけでリヴァイ兵長は暴力(巨人狩)で性欲を発散するという説、なかなか行けるのではないでしょうか!!


この性癖の時点で結構アブノーマルですが、そこからさらに話を進めましょう。

リヴァイさんって執念深いよね。それはもうみんな原作読んでるからわかるよね。で、仕留めそこなったジークのことを、どんな風に切り刻んだら一番気が済むかってずーーーっと考えてただろうと思うんです。4年間、たまに夢にも見て、「あ、あそこはこうすればもっとイイな」というインスピレーションを得つつ、練りに練った切り刻みプランがありそう。
それをずっと因縁の仇を睨みつけながら脳内シミュレーションしてたとします。暴力で性欲発散する男が。これもうほぼ視姦です。今夜のおかずが目の前に!!ってことです。

そして28巻でリヴァイさんは、わざわざジークの腕の回復を待って綺麗にきっちり縛ります。この縛り方がもうなんていうか几帳面で。ただ手首を縛ったんじゃなくて、二の腕からぎっちり。そして縄と縄は交差すべきところで交差し、決してぐちゃぐちゃに巻かれてはいないんです。お手本のように美しい仕上がり。几帳面だけでなく、これは職人気質もありそうですね。

さらにフォロワーさんのおかげで判明するのが、「ジークの腹に雷槍ぶち込んだシーンはわざわざ素足にしている」…お判りいただけますでしょうか。ジークは一度逃げ出して爆破されたときは、靴が無事なんです。
ここまでくると、まるで料理の下準備のように感じます。そしてこれは、兵長の練りに練ったジーク切り刻みプランの中で、「靴のまま切る」ではなく「素足にして切る」ほうがいい、と判断したんです。その理由はわかりません。足の指から細かく切り落としているわけではなかったし、もうたんに「そのほうが好みだから」くらいしか見つかりません。その場の衝動的なノリではなく、長年温めていた、性癖由来のプランで「素足」という選択がされた…その可能性に気が付いた時、おもわず口から「うわ…結構な変態じゃん…」という言葉が漏れていました。すみません…。
意識を失った大けがした男の腕をきっちり縛って、なぜか靴も脱がして、切り刻む準備して目覚めるまで眺め続ける兵長。これが変態じゃないなら何なのか。フェチか。

実際、作中設定だけでも兵長の攻めとしてのポテンシャルは高く、
〇道を通じて巨人の力・過去のアッカーマンらの身体的技術をインストールできる
〇野生の勘的なものを備えている
〇一度決めたらやり遂げる執念
〇こだわりが強い
などなど。経験値が低くても相手を追い詰めることができる要素がてんこ盛りです。
ここに上記のドS気質が追加されてしまうので、相手はさぞかし大変でしょう。

 

リヴァイさんの性癖が大体把握できたところで、問題となるのが「意外と常識人」そして「鋼の理性の持ち主」ということです。
特に恨みも何もない相手に、兵長は己の体力、性欲を開放し満足いくまで付き合わせるか、と言えば間違いなくNO。ゴロツキ時代、または兵士時代に何度かそういう場面があったとして……配慮の末に不完全燃焼、ということを繰り返していた可能性は「ある」のです。

そういう経験があったとしたら、性行為よりも運動と暴力での発散、という方向へより向かいやすくなるんじゃないでしょうか。対巨人や然るべき時に行われる暴力なら、誰にも迷惑かけないし。むしろ称賛されるし!!
こう考えると、エレンを蹴りまくったり、エルヴィンさん相手に「両脚折るぞ」ってやってた時の兵長は…ちょっとこう、ゾクゾクワクワクしてたかもしれませんね……?

そしてそんな危険な性癖と身体を鋼の理性で制御しているリヴァイさんなんですが、彼が理性を地平の彼方へぶん投げてむき出しの本能で追いかけている人こそ!!われらがジーク・イェーガーなんですよ!!これほんと神の采配。

ジーク相手ならどれだけ痛めつけても良心は痛まないし、危うい性癖をぶちまけてもその後の人間関係困らないし、大義名分はあるし、タフだし、修復するし、減らず口はほんとに減らないで余計に煽ってくるし。もう遠慮する必要性がゼロ。その美味しそうな相手が目の前に据え膳よろしくぶら下がっているマーレ編、そりゃあ兵長から漏れ出るドS攻め的な色気が半端じゃなくなるのも納得します。私はしました。
会話するたびにBL作品の攻めが言いそうなセリフばっかり吐くのも頷けます。

 

……というわけで、こんな流れで私の中にあった「兵長って性欲なさそうだけどどうしたら攻めてくれるんかな?」という悩みは解決し、立派なジーク専用ドS絶倫体力おばけ攻として降臨していただけたのでした😊
なんとか兵長にジークを攻めてほしいな~💦というところから始まったリヴァイさんの性癖考察と可能性を探る旅は、予想外の急展開をみせてくれて、二次創作も妄想もとっても捗るようになったので、これは本当に嬉しい誤算でした❤